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Tuesday, July 22, 2014

Iced Chaiアイスチャイ

          
冷たい飲み物をあえて陶器のお湯のみでいただく。反対に熱いものはグラスで。
あえて「逆」のもの同士をあわせることで、新鮮な魅力が広がります!


みなさま、いかがお過ごしですか?

私のいるニューヨークは、7月の頭からかなり暑い日が続いていたのが

ここ最近はちょっと涼しい気候に逆戻り。

日中はお日様燦々、でも爽やかな風が吹いて過ごしやすいのが嬉しいです。

ただ夜になると、これが私にはちょっと寒いくらい。

ここ数日は、なんと毛布を引っ張り出して寝ている始末!

カラダが冷えているようなので、日がなチャイを切らさないように飲んでいます。

夏は冷房や冷たい食べ物のせいか、隠れ冷え性の人が以外に多いのだそうです。

内臓の冷えが、夏バテなどの症状を起こしたりすることもあるとか。

それでも余暑いと、冷たい飲み物を飲みたくなるものです。

そんな時に、冷やしすぎないで温めてくれる効果も期待できる飲み物

「アイスチャイ」をご紹介いたします。


チャイは近年、日本でも段々知名度を得て来ていますが、お店で注文すると

スパイスとミルクが入っている事が多いと思います。

本来インドでは「Chai」チャイは「(お)茶」の事であり、

また現地で良く飲まれているミルクたっぷりのお茶も「チャイ」の名で親しまれています。

スリランカでは、ミルクティーのことをキリテー(キリ=牛乳、テー=お茶)と言います。

それに対しスパイス入りのお茶は「マサラ・チャイ」と呼ばれ、

こちらは胃腸を整えたり、風邪の引き始めなどにカラダと内臓を温めるために飲まれています。


それでは「アイスチャイ」のレシピはこちらです:


◆ 材料 ◆ (二人分)


Euphorium Uva、もしくは濃いめにでる紅茶 (茶葉)小さじ2水  360cc
しょうが スライス 34枚
シナモン 3センチくらい
カルダモン 3粒
胡椒 3粒
クローブ 3粒
フェンネル ひとつまみ

ちょっと甘い味がとっても良くあうお茶ですので、お好みでブラウンシュガーや蜂蜜などの甘みを加えてお楽しみください。

 作り方 

1.  小鍋にしょうがとスパイス類、水を入れて火にかける。
沸騰したら弱火にし、3分から5分煮出す。


 全てのスパイスが揃わなくても大丈夫。
ショウガとこしょうは「ポカポカ」する味の決め手となるので、入れる方がベスト!です。


2. ポット(耐熱製)にUvaの茶葉を入れ、1のお湯を入れ、
3分程蒸らす。

*甘みを加える時は、この蒸らしたあとに加えて煮溶かすか、もしくは冷やした後にシロップを加えてください。
**蜂蜜は高温では成分が変質するので、少し冷えた状態で混ぜる方が良いようです。

3.  耐熱製の容器に茶こしを使って1.のお茶を注ぎ、
アイスキューブを2-3個いれて溶かし、お茶の温度を下げる。


4. お湯のみまたはグラスに注ぎ分けて、アイスキューブを浮かべれば出来上がり。




ジンジャーやシナモンなどの香辛料をしっかり煮出してからお茶を入れることで、薬効成分も風味もより引き出す事ができ、カラダを芯から暖めてくれます。



こんな風にちょっとしたお茶菓子といっしょに盛りつけると、さらに楽しく会話も弾みます。


しょうが好きのわが家では、ジンジャーシロップを作ったあとのショウガを乾燥させて
おやつがわりにポリポリしています。

スリランカでは「ジャガリ」と言われるパームシュガーも、無糖の紅茶にあわせてかじりながらいただくと美味!です。

本当に他愛もないものばかりですが、お客様が来た時にこうしてちょこっと飾りつけてお出しすると「おっ」と目を留めてくれ、喜んでいただけるようです。




ぜひ美味しいアイスチャイをお試しになってみて下さい!

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