アロエのサクサクした食感にバラの香りが加わった、とってもオトメなデザートに!
残暑お見舞い申し上げます。
ニューヨークはすっかり秋の風が心地よい…
なんて、まだ八月も半ばだというのに!
涼しい気候が大好きな夫は
なんて気持ちがいい季節なんだ!と、かなりご機嫌です。
その横で、じりじりするような真夏を心待ちにしていた私は
このまま気温が高くならないまま夏が終わってしまうの?と思うと
ちょっとしょんぼり...
コロンボの暑さやきれいなスリランカの海が恋しい気がする
今日この頃です。
☆
連日の猛暑に閉口し、胃腸に疲れがたまりぎみな方もいらっしゃると思います。
今日はそんな弱った胃腸や美肌にも効く!という
アロエを使った『アロエ・ローズコンポート』レシピをご紹介します。
市販のヨーグルトなどでアロエを食べる事はあっても、
家庭でお料理に使うほどには、広まっていない食材ではないかと思います。
でもシロップに<ユーフォリアムのグリーンローズティーを
一緒にいれてつけ込むだけで、さくさくとろりんとした食感と
一緒にいれてつけ込むだけで、さくさくとろりんとした食感と
うっとりするようなバラの香りがふんわりとする
上品なデザートに大変身します!
また私たち女性にとって嬉しいのは、
アロエを食べると、もちもちな美肌になるそうなのです!
アロエを食べると、もちもちな美肌になるそうなのです!
アロエから抽出したエキスを使った化粧品はたくさん出回っていますので、
私たちにもおなじみですが、さらに食用として摂取しても
効果が得られるということが確認されたのだそう。
私たちにもおなじみですが、さらに食用として摂取しても
効果が得られるということが確認されたのだそう。
外からだけでなく、アロエを内側からもとりいれて、キレイになれる!
そう聞いたら、これはもう食べるしかありませんよね !?
☆
それではレシピです。
◆ 材料 ◆
アロエベラ(可食部)400g
砂糖 200g
レモン 半分(絞り汁)
グリーンローズティー (5−6粒)
◇ アロエ・ローズ コンポートの作り方 ◇
1. アロエの皮を包丁でむいて、透明な部分(ジェル)だけを使います。
緑色の部分は苦いのでとりのぞいてください
2. 適当な大きさに切り、水で良くぬめりをおとします。
3. ボールに入れて沸騰したお湯をかけ、1−2分たったら水で洗い流します。
※ 1.で切った時に、青臭さや苦さが気にならない場合は、2と3の作業は不要です。
4. アロエをボールに入れ、レモン汁と砂糖を入れ15分ほど置きます。
5. 滲み出した水分を小鍋に入れて中火にかけます。
6. 沸騰したらアロエも鍋に戻し、火を止めます。グリーンローズを入れます
清潔な瓶などに移し替え、温度が下がったら冷蔵庫に入れます。
一晩たてば、おいしいコンポートの出来上がり!
冷蔵庫で一週間ほど保存できます。
☆
煮るのが面倒な場合は、4の段階で煮詰める行程をはぶき、グリーンローズと一緒に瓶につけ込んでも、あっさりとしたシロップ漬に。
ほのかに香るバラの感じが本当に良くて、そのまま食べても、
ヨーグルトになどにいれてもとってもおいしいです!
使うアロエによって、若干苦味が残る場合もあるかもしれませんが
こうしてつけ込むと、あまり気にならなくなります。
またアロエの青臭さがほとんど感じられないのも、グリーンローズのバラの香りだけでなく、緑茶の成分が、おそらく、一役買っているのではないか、と思います。
☆
アロエには大きく分けてアロエベラとキダチアロエという2種類があります。
どちらも構成成分や効き目という点では似ていますが、一番の違いはアロエベラの方が大きいということ。
肉厚なアロエベラのほうがお料理に使う場合は、食べるところが多いので、楽です。
肉厚なアロエベラのほうがお料理に使う場合は、食べるところが多いので、楽です。
庭先や観葉植物でアロエがある、というお家も多いと思います。
やけどにはぬるぬるした果肉を塗り付けると治るとか、私も若い頃、日焼けしすぎた肌にアロエを塗ってしのいだ、なんて遠い夏の思い出です。
やけどにはぬるぬるした果肉を塗り付けると治るとか、私も若い頃、日焼けしすぎた肌にアロエを塗ってしのいだ、なんて遠い夏の思い出です。
漬け込んだシロップもソーダなどで割って飲むとおいしい!
成分も溶け出しているので、ぜひ飲み物やお料理に甘みとして加えてつかってください。
またお腹が痛いときや二日酔いの時にアロエを食べると、苦いけど胃がすっきりして、症状が収まったりもします。
このアロエの苦みの正体は葉の表皮部分に含まれている「アロイン」と言う成分。
このアロインや「アロエモジン」という成分に胃や腸を活性化する作用があるそうで、
まさに良薬口に苦し!また、便秘解消にも効果的です。
このアロインや「アロエモジン」という成分に胃や腸を活性化する作用があるそうで、
まさに良薬口に苦し!また、便秘解消にも効果的です。
そしてなんといっても美肌に効く見逃せない成分は、アロエの果肉から出る「ぬるぬる」「ねばねば」した液体の正体である、「ムコ多糖類」。
ムコ多糖類には免疫力を高めたり、皮膚の修復機能を助ける働きがあるといわれています。
食べてよし、塗ってよし!のアロエですが、一つだけ注意点が。
妊娠中、生理中のときには、アロエの成分が子宮内の充血をまねくこともあるそう。
実際私は試食の段階で、香りと食感が良いからと、ついパクパクと食べてしまい、
すでにかなりの量のアロエを消費してしまいました...
すでにかなりの量のアロエを消費してしまいました...
1日に15g程度の量が適切なのだそうです。
過ぎたるは及ばざるがごとしですね!
それではみなさんも、おいしくってちょっとオトメなコンポートを
ぜひ作ってみて下さい。
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